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小売店アプリの販促アイディア4選!効果的な機能とは?

スマホが普及したことを背景に、小売店では消費者向け自社アプリの導入が進んでいます。自社アプリは、プッシュ通知やクーポン配布といったさまざまな機能を販促に活用でき、消費者を囲い込むことが可能です。本記事では、販促に活用できる自社アプリの機能や、より販促効果を高めるための決済機能の重要性について解説します。
目次
活用が増えている消費者向け自社アプリ
現在、子供からシニア世代まで、多くの人々がスマホを生活必需品として活用しています。総務省の令和4年版の調査によると、2021年の情報通信機器の世帯保有率のうち、「スマホ」が88.6%を占めています。このスマホというインフラを活用し、販促施策として消費者向けの自社アプリを導入する小売事業者が増えてきています。
自社アプリを展開することによって消費者と事業者との間につながりが生まれ、お互いにさまざまなメリットを享受することが可能です。
自社アプリを活用する3つのメリット
自社アプリを活用することによって生じるメリットは、以下3つがあります。
メリット1:接触回数が増える
1つ目のメリットは、アプリを通じ消費者が自社と接触する回数が増えることです。
自社アプリをダウンロードしてもらうことによって、スマホの画面上にアイコンが表示されるようになります。多くの人にとって身近な存在であるスマホの画面に表示されることによって、店舗のみならずオンラインでも頻繁に接触できるため、消費者との接点が多くなり親近感を持ってもらえる可能性が高まります。
また、コンテンツの内容を自由に決められるため、自社が届けたいコンテンツを、アプリを通じて任意の頻度で発信できます。さらに、アプリユーザーからの声を収集するフォームを設けると、消費者との双方向のコミュニケーションも可能です。
メリット2:店舗や事業者の最新情報を伝えられる
メールマガジンやハガキなどは開封までにタイムラグがあり、効果に対してコストがかかる傾向にあります。
アプリを活用することで、随時最新の情報を消費者に届けられるようになります。また、後述のプッシュ通知を活用することで、コストを抑えながらリアルタイムでの情報発信も可能です。
メリット3:消費者のデータを収集して活用ができる
自社アプリを活用することによって、消費者の購買に関するデータを取得できるようになります。たとえば、アプリ内GPSから消費者の位置を特定することで店舗への来店時間を予測し、来店の多い時間帯に消費者のニーズに応えたサービスを展開するといった施策が可能です。
小売店の販促に活用できる4つのアプリ機能
自社アプリを導入することで以上のようなメリットを得られますが、アプリには販促施策として活用できるさまざまな機能があります。特に小売店の販促に適した機能は、以下の4つがあります。
1.プッシュ通知
前章でもご紹介したプッシュ機能は、販促において大きな効果を生みます。
以前までは消費者の個人情報を収集した後に、メールマガジンやハガキによって情報発信を行うのが一般的でした。しかし、先述のようにこうした手法はタイムラグが生じてしまいます。
一方、プッシュ通知はリアルタイムでの情報発信が可能であるため、消費者に期間限定のキャンペーンを知ってもらいやすいというメリットがあります。アプリを開くことなく情報が表示されるため、消費者の目に留まりやすい点も特徴です。
2.クーポン配布
お得感を演出できるクーポンは、消費者にとって特に魅力を感じやすいサービスです。
これまではチラシやハガキなどにクーポンを載せて集客を目指していましたが、現在はアプリでのクーポン配信が主流になってきています。アプリでのクーポン配布にすることで、印刷代や郵送費用などのコストをかけず効率的に集客を図れます。
また、アプリ限定のクーポンを発行することによって、アプリのダウンロードを促すことも可能です。
3.ポイント・スタンプ付与
小売店においてポイントカードやスタンプカードは、消費者との継続的な関係を築く重要な機能です。
以前は紙媒体のポイントカードやスタンプカードが活用されていましたが、数が増えると持ち運びが不便になってしまうデメリットがあります。また、スマホ決済などが普及するにつれて財布を持ち歩かない人も増えたことで、紙のカードが利用される機会は減りつつあります。
スマホとキャッシュレス決済が普及した現在、アプリ内にポイントカードやスタンプカードを組み込むことで、消費者の継続的な利用を期待できます。店舗に紙のポイントカード・スタンプカードを持って行く必要がなく、スマホ1台で完結するため、消費者・店舗ともに大きなメリットを得られます。
4.商品の購入や予約
自社アプリを導入し、商品の購入や予約を手軽に行えるようにすることで消費者の囲い込みが可能となり、消費者と店舗の距離を縮めることができます。
アプリであれば、他のサイトにユーザーが流れてしまう可能性も低く、一度アプリ内で会員登録をすれば購入までのプロセスが簡略化されるため、利便性の高いものとなります。アプリ内での購入・予約によるポイント付与を行えば、アプリのダウンロードを促進できる効果もあります。
この章では販促に活用できる自社アプリの機能をご紹介しましたが、次章では顧客にスムーズな購入を促すアプリの決済機能についてご紹介します。
スムーズな購入を促すには決済機能が重要!
前章でご紹介した機能で販促効果を高め、さらにアプリへ決済機能を組み込むことで、顧客にスムーズな購入を促すことが可能です。
決済機能を組み込むことで、QRコード※などでのキャッシュレス決済がアプリで利用できるようになり、さまざまなメリットがあります。
自社アプリに決済機能を組み込むメリットとは?
自社アプリの機能において導入を検討しておきたいのが決済機能です。決済機能の導入による事業者側のメリットとしては、以下の4つがあります。
1.プリペイド方式で売り上げを事前に立てられる。
事前に残高をチャージし、チャージした範囲内で決済を行うプリペイド方式を導入することで、売り上げの予測を立てやすいというメリットがあります。
2.チャージ済み残高の支払いによって、コスト削減効果が見込める。
決済を内製化することで、各種コード決済やクレジットカード利用時に負担しなければならない決済手数料の支払いが不要になるため、コスト削減効果が見込めます。
3.チャージ残高によって継続的な利用を促せる。
チャージした残高は自社の店舗でしか利用できないため、次回来店のモチベーションにつながり、継続的な利用を促すことが可能です。
4.自社のポイントを付与することによって、来店頻度を上昇させることができる。
自社で利用できるポイントを付与することで、消費者に「ポイントを使わないともったいない」という気持ちを持たせることができ、顧客の囲い込みにつながり来店頻度上昇に寄与します。
上記のように、決済機能の導入により直接的な売り上げの上昇を見込めます。
このような自社アプリに決済機能を組み込むサービスとしておすすめするのが、Infcurionが提供するWallet Stationです。
Wallet Stationは自社オリジナルPayを構築できるスマホ決済プラットフォームであり、バーコード決済、ユーザー管理、バリュー・ポイント発行など、「自社オリジナルPay」の実現に必要な機能をワンストップで提供しています。自社の顧客特性やビジネスニーズに合わせて、さまざまな機能を組み合わせることができ、既存アプリにソフトウェア開発キットで組み込めるため、導入も容易です。
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※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
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