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株式会社インフキュリオン 2026 年 年頭所感

キャッシュレス 50%時代のその先へ 決済を起点に、社会と経済のなめらかな循環を推進

インフキュリオン

2026年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は、当社が次なるステージへと踏み出す「第二の創業」の年となりました。10月の東京証券取引所グロース市場への上場は、創業以来20年にわたり積み上げてきた挑戦が、社会の公器としての期待を背負うものであることを再確認する、新たな決意の場となりました。

現在、⽇本におけるキャッシュレス決済は もはや特別なものではなくなりました。キャッシュレス決済比率はすでに40%を超え、50%に近づいており、私たちの日常は確実に変化しています。財布に現金を入れて出かけるのが当たり前だった時代から、スマホやカード一つで済む時代へ。この変化は単なる普及の進展ではなく、社会の構造そのものが切り替わり始めていることを示す転換点です。交通系ICやコード決済、クレジットカードのタッチ決済、地域通貨など、生活者にとっての決済体験はこの数年で大きく進化しました。今後は、ステーブルコインをはじめとする新たな決済手段も視野に入り、選択肢はさらに広がりを見せていくものと確信しております。

⼀⽅で、キャッシュレスが社会に深く浸透するにつれ、新たな課題も顕在化しています。決済⼿段の多様化は利便性を⾼める⼀⽅で、事業者や加盟店にとっては、⼊⾦の分散や運⽤負担の増⼤といった実務上の複雑さをもたらしています。次に求められているのは、こうした多様な決済・⾦融機能を統合した上で、いかに運⽤コストや現場の負担を減らしていくかという視点です。当社は、創業来一貫して、金融機能を個別のサービスとしてではなく、社会や産業の中に自然に溶け込む「基盤」として提供することを目指してきました。

そして2026年は、決済領域全体を一気通貫でカバーするプラットフォーム開発企業として、その連続性と利便性をさらに高めていきます。とりわけ、手形・小切手の廃止を背景に大きな転換期を迎える企業間決済の分野では、決済と銀行口座を起点に、入金管理や資金の可視化、資金繰り支援までを一体で扱える仕組みを構築していきます。これにより、企業活動におけるキャッシュフローをよりなめらかにし、金融機能が事業成長を支える基盤として機能する社会の実現を目指します。そして、決済を軸としたエコシステムを拡大し、パートナーとともに、社会にとって持続的に機能する金融基盤の構築を進めてまいります。

新たな幕開けとなる本年、これまでに培った技術と実績を礎(いしずえ)に、次世代金融の社会実装をより広範かつ加速度的に遂行すべく、全社一丸となって邁進してまいる所存です。

本年も、皆様の変わらぬご指導とご期待を賜りますよう、⼼よりお願い申し上げます。

2026 年 1 ⽉ 1 ⽇
株式会社インフキュリオン
代表取締役社⻑CEO 丸⼭弘毅